2007年8月アーカイブ

集団食中毒

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「TBSスタッフ54人食中毒」のヤフーニュースを見ました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070828-00000075-san-soci

この季節、レストランや仕出し屋さんは、食中毒を起こさないようにとても気を使っていらっしゃることと思います。

今日も、「近くの保育園で、O111が出たと聞いた。子供が下痢しているが大丈夫でしょうか。」と、来院されました。

夏場は、食中毒の季節。

ほとんどの食中毒は、重症にならずに軽快しますが、小さな子供やお年寄りでは、
時に重症になってしまうこともあります。
冷たいものを食べ過ぎたり、暑さや睡眠不足で疲れても、お腹は弱ってしまいますが、何より、ちょっとした注意で防げる食中毒を起こさないようにすることが大切ですね。

家庭でできる食中毒予防は・・・

<家庭でできる食中毒予防の6つのポイント>
http://www1.mhlw.go.jp/houdou/0903/h0331-1.html

食中毒を予防するためには、6つのポイントを確実に実行することが大切です。


ポイント1 食品の購入: 新鮮な物、消費期限を確認して購入する等
ポイント2 家庭での保存: 持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫で保存する等
ポイント3 下準備: 手を洗う、きれいな調理器具を使う等
ポイント4 調理: 手を洗う、十分に加熱する※等
ポイント5 食事: 手を洗う、室温に長く放置しない等
ポイント6 残った食品: きれいな器具容器で保存する、再加熱する等


※O157やサルモネラ、腸炎ビブリオなどによる細菌性食中毒の予防には、75℃、1分以上、ノロウイルスによる食中毒の予防には、85℃、1分以上の加熱をしましょう

8月24日から26日に、熊本県立劇場を会場にして、第17回日本外来小児科学会が、開催されました。http://www.ikezawa.org/sagpj17/index.html


かかりつけの患者さんには、ご迷惑をかけましたが、8月25日(土)を休診にさせていただき、看護・事務スタッフと共に、学会に参加してきました。

講演やセミナーを聴いたり、ポスターや展示物を見て回ったりしました。


学会を支えておられたのは、熊本市内や周辺の開業医の先生とスタッフの方々。
お世話になりました。

母乳のみで育っている生後3ヶ月の赤ちゃん。
「血便が出ます。」と来院されました。

きれいな血が混じっている便

熱はなく、機嫌もよく、母乳の飲みもよいそうです。
毎日出るわけではなく、数日に1回、便にきれいな血が混じります。

乳児良性直腸出血と思われました。

先週は、天草市に食中毒注意報が出ていました。

このところ、下痢を訴えて来院される方が多いです。

夏の暑さでお腹が弱るため、冷たいものをたくさん食べてお腹が弱るため、
夏風邪でお腹にきているため、軽い食中毒をおこしている・・・
など、いろいろ原因があると思います。

整腸剤内服で軽快しないとき、発熱を伴うとき、嘔吐や腹痛などの症状があるときは、
便の細菌培養検査をしています。


8月は、今日までに結果が出た8件のうち、陰性は3例。
カンピロバクター2例、エロモナスハイドロフィラ2例、エルシニア1例と、
陽性に出るものの方が多い状況です。

この季節、冷蔵庫に入れているからと安心は禁物ですね。

昨日17日の夜に、国際ホテルアレグリアで、小児科研修会がありました。
熊本大学の准教授 三渕 浩先生が、来てくださり、
「一般外来で先天性代謝異常症を見逃さないために」という題で、
やさしく詳しくお話をしてくださいました。
とっても勉強になりました。

8月16日14時10分配信 読売新聞
猛暑に見舞われた15日の夜から16日朝にかけ、埼玉、群馬県内で熱中症のため高齢者ら計5人が死亡した。
また、東京都内でも16日朝、熱中症とみられる症状で14日から入院していた男子中学生が死亡した。
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と、ヤフーニュースをみました。

年を取ると、渇きに対する感覚が鈍り、身体が脱水に傾いても、のどが渇かず、知らぬ間に具合が悪くなることがあるようです。

この男子中学生は、どのような状況だったのでしょうか。

体育館の中でのバスケットボールの練習。
休憩もされていたようですが・・・・

病気ではなく、熱中症で亡くなるのは、とても無念でしょう。

熱中症については、ずいぶん啓蒙されていますが、まだまだ十分でないのでしょう。

クリニックにも、暑さにやられてると思う子供たちがやってきます。
ちょっと点滴しただけでは治らない子も。

早目、はやめの対処が望まれますね。

熱射病の知識

しゃっくり

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昨日から、しゃっくりが出て、ネットで調べた方法をいろいろしたけど、とまらない。と、20代男性が来院されました。

しゃっくりは、横隔膜のけいれんによる不随意運動(したくなくてもしてしまう運動)です。

ほとんどは、一時的なもので治療を必要としません。
でも激しいしゃっくりでは、食事やおしゃべりに支障をきたしますし、長く続くと、胸やおなかの筋肉が疲れて痛くなってしまいます。

ギネスブックには、70年間しゃっくりがとまらなかった男性がのっているそうです。
その方は、2度結婚して8人子供ができたとか。
そんな長く続くしゃっくりも本当に困りものですね。

病気でしゃっくりが出ることもあります。
たいていは、元に病気があって、その後の一症状として出てくるので、何にも症状のない健康な若い人にしゃっくりが出たときは、病気の心配をしなくてよいと思います。


しゃっくりを止めるおまじないには、いろいろなものがあるようです。
   1.鼻をつまんで水または米飯を飲み込む。
   2.茶碗の向こう側のふちから、水を飲む。
   3.10から1まで逆に一気に数える。
   4.不意に驚かしてもらう
などなど。

以前、糖尿病やいろいろな病気を併せ持った方(高齢)の頻発・再発するしゃっくりを経験しました。
漢方(芍薬甘草湯)、精神安定剤、硫酸アトロピン、ブスコパンなど、いろいろ試しましたが、著効したと思えるものはありませんでした。

今日の方は、軽く迷走神経刺激したら、すぐにとまりました。
ラッキーでした。

子供が小学生のとき、アタマジラミ症になりました。
薬局で、パウダーを買い、子供の頭に振りかけました。
髪の毛にしっかりくっついた虱の卵は、なかなかとれず、サルの蚤取りのように、頭の髪の毛をかき分け、かき分け、つめでツーっと一つずつ取りました。

今日、「アタマジラミになりました。シャンプーしたけど卵が取れません。いい薬はないですか?」と診察室で聞かれました。
アタマジラミの卵は、なかなか取れませんが、有効な方法は、めの詰まった櫛で髪の毛をすくか、私がやったように、髪の毛1本1本をチェックして、手で取り除く方法だと思います。
手間はかかりますが、一番の近道ではないでしょうか。

アタマジラミ症
http://www.nkodomo.com/yh/myt_sirami.html

今年は、手足口病の当たり年なのか、ずーっと、患者さんが続いています。
手足口病の原因ウイルスは、コクサッキーウイルス、エンテロウイルスなど数種類のウイルスがわかっていて、一つのウイルスが原因ではありません。
だから、一夏に、何回も手足口病にかかる子供もいます。

先週お兄ちゃんが手足口病になったママから、「弟にうつるかしら?潜伏期は、どれくらいですか?」と聞かれて、すぐに答えられませんでした。
厚生省の感染症のページを見たら、「潜伏期は3~4日位がもっとも多い。」と書いてありました。
手足口病は、治ってからも、ウイルス排泄が3-4週間続くので、潜伏期はどれくらいと考えたことがありませんでした。
でも、ママにとっては、どれくらいでうつるの?って、とっても重要な疑問ですね。
他の感染症についても、「潜伏期は○○日くらいです。」って、すぐに答えられるようにならなくちゃ!と思いました。

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