2007年12月アーカイブ

感染性胃腸炎の原因は?

| | コメント(0)

本格的に冬になってきました。
冬の定番の一つ、感染性胃腸炎が流行中です。

昔は、冬の嘔吐下痢といえば、ロタウイルスによる感染性胃腸炎が代表で、
白色便性下痢症といわれていました。

今では、冬のウイルス性胃腸炎を起こす一番の原因は、ノロウイルスのようです。

便の色や性情で、ウイルスを鑑別することはできず、診察室では、
原因ウイルスまで確定することはできません。

よく、お母さんから、胃腸炎の原因は?と聞かれます。

強い腹痛と発熱、血便などがあるときは、細菌性胃腸炎を疑い、血液検査をします。
その結果、細菌性胃腸炎が強く疑われるときは、便の細菌培養検査をします。
でも、結果が出るまで、3日から7日かかりますので、
疑ったときは、抗生剤を処方して、経過を見ることにしています。

それ以外のときは、症状と診察のみで、
「食中毒などの細菌性腸炎ではなく、ウイルスによる胃腸炎でしょう。」
と、答えています。

原因ウイルスについては、わからないので、
「わかりません。」と答えます。

ほとんどの胃腸炎が、ウイルス性ですので、前述のポイントをはずさなければ、
余分な検査を省いての診断で、十分と考えています。

このアーカイブについて

このページには、2007年12月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2007年11月です。

次のアーカイブは2008年5月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。