2008年8月アーカイブ

今日は、小児科日曜当番医でした。

初めて受診されたEさん、子どものころに脾臓摘出手術をうけられたそうです。
今日の訴えは、発熱と咽頭痛。
咽頭炎です。
血液検査で、炎症反応の増加があり、抗生剤の点滴をしました。

肺炎球菌ワクチンはしていますか?と聞きましたが、していないとのこと。
脾臓摘出した方は、やっぱりワクチンしていたほうがいいのでは・・・と思いつつ、
ネットをうろうろしていたら、このHPを見つけました。

友紀野のタンポポ畑
http://tannpopo-yukino.jp/

若年型骨髄単球性白血病の友紀野さんの病気との闘いを、お父様がつづられています。
私も、若いころ、九州がんセンターで、白血病や肝芽腫と戦う子どもたちに出会いました。
そのころのことを思い出し、つづられた文章に引き込まれて読んでしまいました。
20年前に比べれば、白血病治療は格段に進んでいますが、この病気は、やっぱり難しいのですね。








天草在住のまささんのホームページをご紹介

ゆた~っと歩こう
http://www.asobo.org/masa/

天草の隠れたスポットや、山の写真が楽しいです。
子育て日記もあります。

水木しげるのゲゲゲの鬼太郎に出てくる「油すましどん」が、天草出身だったって、ご存知でしたか?
ぜひ、HPのぞいてみてください。


「ヒブワクチン・小児肺炎球菌ワクチン 署名運動」のHPをご紹介

私も、リボンリレーに参加しようと思います。



細菌性髄膜炎から子どもたちを守るWEBリボンリレーをつなごう!!

ribonrirei.jpg





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日本の子どもたちは感染症の脅威から守られていません!!
衝撃的ですが日本の現状です。
細菌性髄膜炎・・・聞きなれない病名かもしれませんが
日本の幼い子どもたちがいのちにかかわるコワイ感染症の危険にさらされています。
少なくとも毎年毎年30~50人のお子さんが亡くなり・・100人以上のお子さんが、ご
家族が後遺症と向き合っています。
原因菌・・・ヒブ(Hib=インフルエンザ菌)と肺炎球菌が原因菌の90%を占めます
これらの菌は髄膜炎だけでなく突然息ができなくなる「急性喉頭蓋(こうとうがい)
炎」(ヒブでみられる)やショック状態になる「敗血症」(両方の菌でみられる)な
どもあります。
防げるワクチン・・・ヒブと肺炎球菌を防ぐ有効なワクチンがすでに存在します。
しかし日本では世界では常識であるこれらのワクチンの恩恵を受けることができませ
ん。
ヒブワクチンは2007年1月承認こそされましたが発売が延期されいまだ接種ができま
せん。
詳しくは【細菌性髄膜炎から子どもたちを守りたい】http://zuimakuen.net/にアク
セスしご覧ください。
このバナーをWEB上でつなげてより多くの方にこの現状を知っていただく活動にご
協力ください。

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8月24日(日)、田川市で、第20回福岡県松涛会西日本空手道大会が開催されました。
子どもたちにとっては、暑い夏に練習した成果を出せる大事な大会です。
日本空手道研修館の無門塾・青雲塾・凌雲塾・海心塾が、参加しました。
私も、応援に行ってきました。
前日午後、大型バスに乗って出発。途中大雨も降りましたが、無事に着きました。


昨日は、秋晴れのお天気。
体育館の中は熱気でむんむんでしたが、涼しい風もあり、暑すぎずに、楽に応援することができました。

悔しくて涙を流した子もいました。
ヤッターの笑顔の子もいました。
勝つ子がいるときには、負ける子がいるわけですから、
みーんなが、にっこりとはいかないです。
でも、負けの中にも、満足できるものを得てほしいと思います。
精一杯やったと思えたら、それが、力になるはずです。


我が子が参加していたころを思い出しました。
後援会の役員をしながら、宿の手配、お弁当の手配、道中の気配り、試合場でのサポート、いろいろ大変だったけど、親も一緒に楽しませてもらっていたんだなあ、とってもいい時間だったなあと思います。


各塾のお母さんたち、お疲れ様でした。
お世話になりました。
私も、子どもたちから元気をもらいました。
ありがとうございました。





福島県立大野病院事件の判決が出ました。

無罪

医療者の1人として、私もホッとしました。
亡くなった方とご遺族も辛い日々だったと思いますが、加藤克彦医師にとっても、この2年6ヶ月は、どれほど辛い日々だったことでしょう。

「故意に犯した殺人ではなく、医療の結果としておきた死亡事例で逮捕拘留される」ことは、医療者にとっては、非常なショックと驚きでした。

診療場面では、絶えず小さな判断を繰り返し、治療方針を決めていきます。
疾患によって診療ガイドラインがあり、指針があったりしますが、それらを参考にしながら、個々の症例に応じて、判断をしていきます。
そこに、医師の裁量が認められており、また責任のあるところだと思います。
与えられた条件の中で、最善を尽くす。
その結果として、障害や死という結果が出ることもあります。
結果責任として、刑事罰が与えられるのなら、危険の大きい医療現場にとどまる医師は減ると思います。

許せない医療過誤があります。
単純なミスを犯しながら、謝罪をしない信じられない医師もいます。
今回の事件では、多くの医師が、避けられない結果だったと考え、加藤医師の逮捕拘留は不当であると感じました。

「加藤医師の医療行為(判断)は注意義務違反ではなく過失ではない」と判断されて、本当によかったと思います。

大野病院事件判決要旨
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082001000750.html

福島大野病院事件に無罪判決
http://blog.livedoor.jp/arumasuika/archives/50692461.html
十万山クリニックは、6月から禁煙外来を始めています。
その最初の日、6月2日に禁煙外来に受診されたSさんが、今日で無事に治療を終えられ、禁煙を達成されました。
ニコチン依存症は、ヘロインやコカインと同じくらいに脱出するのが難しいものです。
スタッフ一同、拍手して敬意を表しました。
今日午前は、ゆっくり時間があったので、院内勉強会をしました。
スタッフのOさんが、地域医療センターで行われている糖尿病教室に参加して、皆の代表で勉強してきてくれています。
勉強してきた内容を、レジメを使いながら、スタッフ全員に、復講してくれました。

今日は、糖尿病教室第三回の「糖尿病網膜症」がテーマでした。
毎年3000人の人が、糖尿病の合併症で視力を失っているそうです。
失明者が多い理由は、発見が遅れることと、自覚症状が出にくいことにあるそうです。
糖尿病網膜症は、自覚症状がないままに進行していくので、糖尿病と診断されたら、眼科に行って検査を受けることがとっても大切です。
網膜症も、初期の段階で発見されれば、治療方法もあり、進行を食い止めることもできます。
内科的な血糖コントロールはもちろん大切ですが、定期的な眼科受診も忘れてはなりませんね。

合併症を起こさない!と強い決意を新たにした勉強会でした。
手足口病は、発疹がでるため、とても目立つ病気の一つです。
この手足口病になったとき、保育園に登園できるかどうかが、働くママにとっては重大問題となります。
病気自体は、発疹のみで軽く済むことが多く、特別の治療を必要としません。
口の中の発疹のために、食事が取りにくいときは、家庭で特別の配慮をしてあげたほうがいいですし、熱がある間は、家庭看護が望ましいですね。
でも、発疹だけで、元気いっぱいの子どもは、保育園に行ってもらったほうが、仕事を休まずにすみますね。

手足口病は、回復したあとでも、長期に感染源となりうる病気で、流行阻止の目的で登園停止とする必要はないといわれていますが、保育園側の受け入れ態勢として、発疹が出ている間は、登園を断られるケースがあるようです。
発疹が出ている子どもが登園しているのを見た他のママたちから、保育園へクレームが寄せられ、対応をしなければならないという理由で・・・とも聞きました。
病気のときには、ママと一緒に休養したほうがいいのはもちろんですが、元気いっぱいのときは、保育園でしっかり遊んだほうがいいですね。

手足口病という病気に対する理解がひろまって、不要な休園をしなくてすむようになるといいですね。


感染症情報センターの手足口病のページ
http://idsc.nih.go.jp/disease/hfmd/about.html

帆柱山行き

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お休み中に、北九州の実家に帰り、お墓参りにも行ってきました。
いつもは本当のばたばたで、ゆっくりすることもないのですが、今回は2泊。
久しぶりに北九州の山、帆柱山に上ろうと思い立ちました。
歩いて登山もできるようになっていますが、その準備はしていなかったので、ふもとから出ているケーブルカーに乗りました。
少し曇り加減でしたが、ケーブルカーの窓から、北九州市内が一望できました。
ケーブルカーは、フランス製で、標高差440mを5分で登ります。
2台のケーブルカーが釣る瓶のようにロープでつながっていて、動力が少なくて済む構造でした。
ケーブルカーを降りたら、スロープカーというのに乗り換えて、頂上の展望台へ向かいます。
昔はリフトでしたが、数年前にスロープカーに変わったとのこと。
急傾斜をゆっくり上っていくうちに、なにやら、空模様がおかしくなってきました。
視界が悪くなり、窓の外が、灰色になってしまいました。
展望台にあがりましたが、まったく外は見えない状態。
雨も降ってきました。
雷も鳴り出しました。
山の涼しい風を楽しもうと思っていましたが、とんでもないことでした。
(お天気を調べていかなかった私がおバカ!?)
そこへ、館内放送です。
スロープカーも、ケーブルカーも鉄の箱なので、雷が落ちる危険が大きく、雷が収まるまで、運行中止とのこと。
1便だけ、運行するかもというので、あわてて、下りのスロープカーに乗り込みました。
でも、結局、ケーブルカーは運行中止。
ケーブルカー乗り場の待合所で、大勢の人たちと一緒に、ただひたすら、運行再開を待ちました。
都合1時間半、その待合所で待ちました。
何しに行ったのかわからない帆柱山行きでしたが、思い出が一つできました。

写真はこちらで↓
http://blog.jyumanyama.com/weblog/shasin/hobasirayama.html
十万山クリニックでは、保健診療による禁煙治療を行っています。
6月から開始して、今まで、14人の方が治療を開始されました。
きっぱり禁煙できている方も、増加中。
3ヶ月の治療を終え、立派に卒業できる方も、もうすぐです。

「喫煙は、タバコ病という病気であり、喫煙者は患者である。」
という認識を持つと、禁煙治療って、とっても大事な治療だとわかります。

1人でも多くの方に、たばこ病を克服してほしいなと切に願っています。



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