鉄剤で歯が着色?

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鉄剤(フェロミア顆粒)を飲んでいるお子さん。
 「歯の歯肉縁が黒くなってきました。 鉄剤を麦茶で飲んでいましたが、 そのせいですか?」と来院されました。

tetuha.jpg















確かに、少し黒くなっています。 「鉄剤 タンニン 歯」でネット検索してみました。

 「鉄剤とタンニン」という記事をみつけました。
 http://www.bl.mmtr.or.jp/~shinjou/hitoko406.htm

・・・以下引用・・・
鉄欠乏性貧血の治療では、不足している鉄分を補うために鉄剤(商品
名:フェロミアなど)が処方されますが、鉄剤を服用する際にはお茶を
一緒に飲んではいけないという指導が行われます。これはお茶に含ま
れるタンニンと鉄イオンが難溶性のキレートを形成し、消化管からの鉄
の吸収が低下するためです。鉄剤の添付文書でも「タンニン酸を含有
する食品等」が併用注意になっています。
しかし実際には、鉄の吸収効率を考えて「禁茶」の指導をするよりも、
服用を継続させることのほうが重要だという意見も多くなっています。
実際、現在使用されている鉄剤は鉄含有量が多いため、お茶の影響
で鉄剤の吸収が多少低下しても、治療効果には影響が無いと考えら
れています。
しかし一方で、鉄剤をお茶で服用すると、歯が黒褐色に着色するとい
う問題があります。ヒト抜去歯を使った実験では、2%クエン酸第一
鉄溶液だけに浸した場合は着色が見られませんでしたが、0.2%タン
ニン酸溶液、2%クエン酸第一鉄溶液の順に浸したところ、歯表面が
黒色に着色したことが報告されています。この着色は、軽度なものは
炭酸水素ナトリウムによるブラッシングで、高度なものは、歯科的な
研磨処置で除去できます。
歯牙着色の機序は不明な部分もありますが、鉄とタンニンが反応して
生成されるタンニン酸第三鉄が歯の表面に付着するものと推測され
ています。       (参考:NIKKEI Drug Information)
・・・引用終わり・・・

鉄とタンニンが反応して生成されるタンニン酸第三鉄が歯の表面に付着するものと推測されているそうです。
麦茶は、タンニンが少ないはずですが・・・
 鉄剤服用は、お水で!とお願いしました。
この着色は、ブラッシングで除去できるようです。
 早く気づいてもらってよかったです。

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このページは、webmasterが2008年9月 6日 12:24に書いたブログ記事です。

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